■オイルパンバッフルプレート  品番:PB−OPB
仕様 ホンダビート用 オイルパンバッフルプレート
●材質=ステンレスSUS304材
●サイズ=縦:231mm×横:211mm/板厚:1.0mm
●付属品=なし

特徴・効果 オイルパン内の油面の変動に左右されることなくエンジンオイルを潤滑させるために作った“バッフルプレート”です。
『ホンダ ビート』のオイルパン内をじっくりと観察し、より効率の良い方法で設計したつもりですが、基本的には油面の偏りを防いでいるではなく“オイル吸込口付近に常にエンジンオイルを溜めておく”ことを目的としています。

一般的には“バッフルプレート”といいますと垂直方向に仕切り板を取り付けることが知られていますが、オイルパンが2つの部品(オイルパン本体+ロアオイルパン)で作られている『ホンダ ビート』では、ロアオイルパンの接続部分にプレートを挟み込んで固定しオイルパン内の油面の偏りがあっても常にエンジンオイルを潤滑できるように目指しました。

『ホンダ ビート』のオイルパン内の油面の位置は、エンジンオイルがオイルレベルケージの規定値まで入っていたならば“ロアオイルパンの接続部分よりも30〜60mmくらい高い位置”になります。
それがエンジンが動いている間は当然のことながらオイルが循環してオイルパン内の油量は減り、オイルパン内の油面の位置はロアオイルパンの接続部分よりも10〜20mmほど高い位置になるのではないかと考えています。
その状態でコーナーリングして高い横Gがかかった際にはそれなりに油面が偏り、もしかしたらトラブルの元になるようなことが起きるかも知れない?!と考えて作りました。


この製品は“ハードなスポーツドライビングを楽しむ方”のために作った製品です。
「エンジンオイルクーラー/水冷式オイルクーラー」をエンジンオイルの冷却に使っている場合に、「オイルパンスペーサ10」+「オイルパンバッフルプレート」を組み合わせて使っていただければ、少なからず管理が楽になるのではないかと思います。

この製品は“街乗り&ツーリングを主体に楽しんでいる方”にはこれといって必要のないものだと考えていますが、そういう方には「オイルパンスペーサー10」をおすすめいたします。

『ホンダ ビート』においては、オイルパンの形状等に工夫がされていることから“オイルパンのバッフルプレート等”は必要ないという意見もあります。
もちろんそれは間違いではないと思っていますが、ハードな走りを楽しむものの1人としては、どんな場合であってもエンジンを壊したくありませんので、いろいろと調べて“使える製品”を目指して製作しました。


この製品を取付けるに当たっては『液体ガスケット』が別途必要になります。

注意事項 この製品は“受注製作品”となりますので、製品が出来上がるまでに7〜10日間ほどの製作納期をいただきます。

私の愛車『HE゙AT CYCLON』にも取り付けてあります。

この製品は「オイルパンスペーサー」を取り付けていることを前提に設計・製作していますが、「オイルパンスペーサー」を取り付けないクルマであっても問題はありませんし、その効果は同様に期待できることと考えてます。

この製品の取付けに際しては『液体ガスケット』が別途必要になりますので、それが必要な場合にはこちらでも手配できますのでお申しつけください。

右側の画像は“試作版”のもので、製品版では素材が未研磨品となりアウトラインの一部を修正しています。
右下の画像はロアオイルパンに製品を重ねたもので、こんな感じで取り付けられると理解していただければと思います。


この製品をこちらで取り付ける場合には“取付けサポート工賃:8,000円”にて対応させていただきます。
その場合にはエンジンオイルの費用が含まれていませんので、別途必要になりますことをご了承ください。
 ※エンジンオイルを持ち込んでいただいても構いませんが、その場合には抜いたオイルの処理費用として1,000円いただきます。

送料設定 60サイズ (単品の場合/金額についてはこちらをご覧ください)
■販売価格    9,200円 [消費税込]